とりかへばや日記

戸籍の性別を取り替えるまでの記録

裁判所からの追加質問書

家庭裁判所に性別変更の書類を提出して約2週間後。手続きの際に言われた、「追加の質問が書かれた書類」というものが届いた。てっきり書留とかで来るのかと思っていたが、普通郵便であっさりとポストに入っていた。貼ってあった80円切手…否、84円切手は、手続きの際に自分が納入したものだろうか。

家庭裁判所の名前の書かれた封筒の中には、宛名用紙と別に、印刷されたA4の紙が1枚と、84円切手の貼られた返信用封筒が1通入っていた。これまた自分が二週間前に郵便局で買った切手だろうか。

入っていた紙には、今回の裁判の担当書記官のお名前と、性別変更手続きを行うことが書いてあり、二つだけ質問があった。

「1、性別を女→男に変更する裁判を行うが、これは今現在も変わらず希望しているか?」

「2、申立書に書いたこと以外で言っておきたいことはあるか?」

これだけである。届き方以上にあっさりした内容でびっくりした。

 

ちなみに、裁判所からの質問を郵送で受け取ったのは、実は2回目である。1回目は名前を変えたときのもので、そのときも「名前は一度変更すると再度変更は基本的に出来ないがよろしいか?」「新しい名前にはどんな経緯、意味で決めたか?」「この名前の使用実績はあるか?」の3つだったように思う(かなり前なので曖昧)。2個目の質問が個人的には興味深かった。「好きな芸能人と同じ名前だから」とかの軽い理由を弾くためだろうか。

 

さて。話を戻して、今回の質問状への返事。

1→「今も変わらず希望します」

まぁ、二週間しか経っていないし。こちとら20年もののGIDだ。二週間で揺らぐわけがあるまい。

これも、本当に一時の気の迷いみたいなのを防ぐためだろうか?とはいえ、受理してもらえる書類を一式揃える時点で、大変すぎて「気の迷い」の人は断念しそうだが…。

2→「特にないです」

申立書に言いたいことはだいたい書いたつもりだし、特に言い残したことはないので、そう答えた。

これだけ書いて、署名して判を捺して封をしてポストに投函。終わり。

あっという間に終わった。

 

これから先の流れとしては、裁判所と日程打ち合わせをし、実際に出廷して、裁判官や書記官との面接を受けることになる。それでOKが出れば、「戸籍の変更を許可する」の判決文が届く。そして、それを持ってありとあらゆるところの個人情報を変更して回るのだ。

面談は8月中になるだろうか。だとすると、9月には判決が出るだろうか。

気づけば手術からもうすぐ2ヶ月。ホルモンを打ち始めて6年。性別に悩み初めて20年くらい。

長かった。けれど、もうそろそろ一区切り。がんばれ自分。